2017年夏 四国9泊10日キャンプ 僕たちの夏休み 第3話
道後温泉本館です。
国の重要文化財。
道後温泉の歴史は3000年もあり、日本最古の温泉と言われています。
日本書紀や源氏物語などに登場し、聖徳太子も病気療養で温泉に入りに来たそうです。
おれはここへ来てから、毎日住田の温泉へ行く事に極めている。ほかの所は何を見ても東京の足元にも及ばないが温泉だけは立派なものだ。せっかく来た者だから毎日はいってやろうという気で、晩飯前に運動かたがた出掛ける。(夏目漱石「坊っちゃん」より)
本当に立派です。
木造3層の珍しい建築様式の建物は、映画「千と千尋の神隠し」に出てくる“油屋”のモデルになった場所のひとつとも言われています。
入浴料金は4種類。
温泉は三階の新築で上等は浴衣をかして、流しをつけて八銭で済む。その上に女が天目へ茶を載のせて出す。おれはいつでも上等へはいった。(夏目漱石「坊っちゃん」より)
うちは神の湯階下(大人410円小人160円)です。
神の湯階下の廊下。
歴史を感じます。
「坊っちゃんの間」には神の湯階下のお客さんでも行くことができます。
3階。
廊下の両脇に個室がならんでいます。
皆さん、障子を空けて、熱いお茶を飲みながらウチワを使って涼んでいます。
夏目漱石がよく使用していた部屋は、この廊下の奥です。
「坊っちゃんの間」
6畳ほどの角部屋。
夏目漱石のゆかりの部屋です。
心地よい風が入ります。
清が笹飴を笹ごと食う夢を見た。来年の夏は帰る。今日学校へ行ってみんなにあだなをつけてやった。校長は狸、教頭は赤シャツ、英語の教師はうらなり、数学は山嵐、画学はのだいこ。(夏目漱石「坊っちゃん」より)
ずっと狸と赤シャツを探していました。笑
まだご存知ないかなもし。ここらであなた一番の別嬪さんじゃがなもし。あまり別嬪さんじゃけれ、学校の先生方はみんなマドンナマドンナと言うといでるぞなもし。(夏目漱石「坊っちゃん」より)
こんなに可愛い人だったんですね。
愛媛名物「五志喜 本店」の「五色そうめん」。
これで900円ほどだったと思います。
とても美味しくてお得だと思います。
路面電車。
のんびり走っています。
松山市街から目立つ「松山城」。
私も、旦那や子供たちの趣味のおかげでお城を見る目が肥えてきました。
ずしっと安定感のある、松山らしい穏やかな風貌のお城だと思いました。
途中までロープウェーで登れます。
我が家はもちろん徒歩。笑
攻め込む子供たち。
天守閣まで走って一番槍を競います。
かっこいいね。
子供たちは志村けんのバカ殿が大好きです。笑
現存天守ですものね。
何百年も前に誰かが同じ事をしていたかも。
天守閣から望む松山市街。
歴史と穏やかさと気品を感じる街でした。
夜ごはんは、ホテルの近くで「焼豚玉子飯」。
正確には、同じ県内の今治市のB級グルメだそうです。
さぬきうどん、徳島ラーメン、五色そうめんと続いていたのでご飯が美味しい!!
お味は見た目通りで、鉄板の美味しさです!!笑
親譲おやゆずりの無鉄砲で小供の時から損ばかりしている。小学校に居る時分学校の二階から飛び降りて一週間ほど腰を抜ぬかした事がある。なぜそんな無闇をしたと聞く人があるかも知れぬ。別段深い理由でもない。(夏目漱石「坊っちゃん」より)
なんか次男を思い出すキャラクターです。
今、長男が「坊っちゃん」を図書館で借りて読んでいます。
なんか坊っちゃんがそこにいるような、そんな気がする街でした、の巻でした。
「僕たちの夏休み」第4話、ついに高知編に続きます。
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