2018年夏 式根島5泊6日至極の楽園キャンプ 滞在前編

にんにん

2018年10月29日 08:02

2018年8月9日~14日(5泊6日)

東京都新島村式根島
大浦キャンプ場


式根島でのキャンプ準備編はこちら→2018年夏 式根島5泊6日至極の楽園キャンプ 準備から台風発生編
準備から台風発生編はこちら→2018年夏 式根島5泊6日至極の楽園キャンプ 難民船で式根島上陸編
式根島大浦キャンプ場到着編はこちら→2018年夏 式根島5泊6日至極の楽園キャンプ 式根島大浦キャンプ場到着編

式根島大浦キャンプ場滞在1日~2日目はこちら→2018年夏 式根島5泊6日至極の楽園キャンプ 滞在前編

式根島大浦キャンプ場滞在3日~6日目はこちら→2018年夏 式根島5泊6日至極の楽園キャンプ 最終回



夏の長期キャンプ記事、大変な渋滞です。
見てくださっている方のコメントもありながら、本当に申し訳ありません。

前回は、式根島の大浦キャンプ場到着まででした。
今回は、式根島での生活をご紹介します。

何にもない式根島
キャンプ場で寝て食べて、綺麗な海で魚と遊び、野湯で心と身体を温める
たったそれだけを続ける究極の贅沢を綴ります


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式根島1日目
朝9時頃、大浦キャンプ場に到着。
海が一望できる良い場所を確保です。

キャンプ場の様子は前回記事「式根島大浦キャンプ場到着編」に詳しく書きました。

でも、キャンプ場の雰囲気は書いていなかったかもしれません。


到着時は台風直後ということもありキャンプ場も空いていましたが、お盆の8月15日が近づくにつれ、大変な混雑になりました。
大型テントの1家族はテントを張れずに民宿に移動したくらいです。
炎天下の中、狭い場所にひしめき合ってテントを張っている人も多かったです。


でも、でも、ここの人たちは皆、幸せそうでした。
通路や洗い場で行き交う雰囲気は、どこか東南アジアあたりの小さな村のような雰囲気だなと思いました。
男性は上半身裸、女性はワンピースで、日焼けで真っ黒になって、風貌も南方のどこかの島の人のようになりながら過ごします。笑
皆さん、とてもだらけていて、穏やかに、楽しく「生活」されていました。

男性ソロキャンパー、夫婦キャンパー、大学生の男の子3人組、小さい子どもを連れた母子キャンパー、外国人家族、、、いろんなキャンパーがいましたが、皆さん多分キャンプに慣れたベテランさんが多いと思います。
着いてみないと「テントを張れるスペースが確保できるのか」、「張れたとしてもどんなスペースなのかわからない」というすごい環境ですが、たぶん、皆さん与えられた環境でなんとかできる人ばかりだと思います。

大学生の男の子3人組が魚突きで狩ったうつぼを噛まれながら丸焼きにして食べていたり、若いお母さんが小さなお子さんを連れてたくましくキャンプをされていたり、すごいなと感じる方ばかりでした。
皆さんマナー良く、夜遅くまで騒ぐ方はいませんでした。
宴会をされる方は少し離れたバーベキュー場を使っていましたが、それでも皆さん夜は早かったです。


我が家にはこの雰囲気はマッチしていたと思います。
何日もこの島で生活して、日焼けで真っ黒になっていくとともに、キャンプ場に埋もれるように慣れていって1泊延泊までしてしまいます。

ここでの生活はとても単調なのでブログで魅力は伝えにくいですが、夢のような6日間を綴ります。


さぁ、お待ちかねの海へ!
キャンプ場の目の前にある大浦海岸へヤスを持って入ります。
式根島では、この大浦海岸のみが魚突きができる海岸です。


お腹がすいたのでお昼ご飯を食べに島のお店がある方に向います。
レンタカーなので移動はとても楽です。

島にひとつしかない信号です。
子どもに「信号」というものを教えるために設置されたそうです。笑


お昼は「大師」という中華料理店に行きました。
炒飯が美味しかったです。


お昼の後はお待ちかねの温泉第一弾です。
「松が下雅湯」。
松の植わった岩場から温泉がこんこんと湧き出ています。


水着で入る混浴温泉です。
小さい更衣室があり、外には屋外水シャワーがあります。
地鉈温泉とおなじ硫化鉄泉で、地元では神経痛や冷え症に効く「内科の湯」と呼ばれているそうです。

海を一望できる景色が素晴らしく、車や自転車がすぐ近くに停められて歩道や街灯も完備された行きやすい露天風呂です。

料金は無料で、頭は洗えません。


「足附温泉」。
「松が下雅湯」から、海岸沿いの遊歩道を5分くらい歩いた場所にあります。


ワイルド!!笑

海岸にある岩の隙間から湧き出ています。
何カ所もあるので自分にあった温度を見つけます。

炭酸泉で、傷やアトピーに効果がある「外科の湯」と言われているそうです。
こちらも料金は無料です。


食料の調達に「みやとら」。
ここで、晩ご飯のお弁当や冷たい飲み物を購入しました。

滞在中は、毎日2リットルの水の凍ったペットボトルを購入してソフトクーラーボックスの冷却用に使っていました。
あとは氷を買って、サーモスのステンレスポットにいれ冷たい飲み物を飲んでいました。
暑いのでポットは必須です。

島の食事情ですが、大きな漁港がある訳ではなく、商店に新鮮な海産物が並ぶということはありません。
普通の干物や肉類、野菜が東京よりも少し高い価格で並んでいます。
インスタント食品や調味料もそろっていますがそれなりです。
どの商店も小さいので食材に大きな期待はしない方がよいです。

ただ、どの商店も、お弁当や揚げパンなど、お店の個性のある美味しい物を作っているのでぜひ食べて欲しいです。

みやとら:島のり弁
池村商店:揚げパン
おくやま:漬け丼

などなどで、他にも商店はあるし、名物もあると思います。


キャンプ場に戻ってゆっくりします。
初日の子ども達の姿。
まだまだ、日に焼けていませんが、これからどんどんワイルドになっていきます。笑


夕食は「みやとら」で購入した「島のり弁」。
これがとても美味しかったです。

島内の配達もしてくれます。
帰りのフェリーのお昼ご飯のために、フェリー乗り場に届けてもらったくらい気に入りました。


夕日を眺めながらビールを飲んで、だらけます。


式根島2日目
朝食を食べ遊びに向います。

向った先は、、、、


中の浦海水浴場。
ここは大浦海水浴場よりも水の透明度が高くて、下は珊瑚や石がごろごろしているので、シュノーケリングをするとたくさんの魚が見られます。


さっそく魚のように泳ぎ続けます。


小さい青い魚。


大きい魚。


ずっと魚を追い続け泳いでました。


前日に引き続き「松が下雅湯」に行きました。
岩に隠れているカニを見つけながら、楽しく入浴。笑


2日目の夕食はカレーにしました。
材料調達に「おくやま」です。
たぶん、島で一番大きい商店で、土産物なんかもたくさん置いています。
ここでは、ジャガイモ、玉ねぎなど1個ずつ量り売りで購入できます。


お昼は、キャンプ場でさらっと水茶漬け。

早く食べて、早く遊びたい子ども達。
「ごちそうさま」と言って走って向った先は、、、、


目の前の海へ。
「大浦海水浴場」です。

島の全ての海水浴場にはライフガードさんがいて安全を守ってくれています。


ヤスで魚をゲットしたい次男は自らライフガードのお兄さんに魚がいるポイント情報を聞いています。


結構長く海に入っていましたが、収穫ゼロ。

頑張ったので身体を休めに温泉に向いましよう。

秘湯「地鉈温泉」に向います。


「湯加減の穴」。
これから行く「地鉈温泉」は谷底にあるんですが、谷の上にあるこの穴の温度で湯加減がわかるそうです。
まず、温泉の湯加減を確認します。


駐車場に車を停め、徒歩で下ります。


どんどん下におります。
両側の崖は高く切り立っていて怖さを感じます。


鉈で割ったような切れ目の向こうに海が見えます。


切り立った崖の隙間を通り過ぎると、目の前に海が広がります。

ここが「地鉈温泉」。
料金は、無料です。


よく見ると海底からブクブクを泡が出ています。
ブクブクの近くは熱い!!
海水と熱い温泉が混じり合ってちょうど良い温度の場所を見つけます。

干潮の時は海水が混じらないので熱くて入れません。
満潮の前後1時間~1時間半程度が入り時とのことです。

硫化鉄泉で色は赤く、「内科の湯」と言われるほどの効能があります。
白い水着には赤い色が付いてしまうので注意してください。


こんな温泉入ったことがありません。

温泉は暖かくとても心地よいです。
後ろを見ると高く切り立った崖が迫ります。
前には壮大な太平洋。
波がざぶんざぶんと岩の間から入ってきて、いくら見ていても飽きません。

何も考えられず、海をずっと見ていました。


ふと気づくと夕暮れが迫っていました。
あと30分もしたら海は漆黒の闇に包まれるでしょう。
ここは太平洋に浮かぶ孤島です。

少し怖くなって、急いで荷物をまとめて崖を登りました。


さぁ、キャンプ場でカレーを食べよう、の巻でした。

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