しらかば公園キャンプ場 2014初秋 前編(きのこ)

にんにん

2014年09月16日 22:44

2014年9月13日~15日 2泊3日 
南会津 
しらかば公園キャンプ場



9月の3連休は、にんにん家の大好きなきのこと温泉を楽しむ為に今年のゴールデンウィークに行った南会津のキャンプ場に再訪です。

今回の目的は、きのこ探しをキャンプの楽しみにしている我が家が、ブログ上できのこ先生とあがめさせていただいているhiro155さんからきのこの極意を教えていただくことです。
hiro155さんのサイトはこちら→すなぎも
きのこの極意、、、それは想像をはるかに超える奥の深いものでした!!


しらかば公園キャンプ場は都内から3時間半。
西那須野ICから65㎞。1時間10分です。
深い山奥感が味わえるので、我が家としてはこれくらいの距離は問題なしです。

広大な敷地の中にグラウンドや遊具とともにオートキャンプサイト(2番)とフリーサイト(1番、3番)があります。
前回キャンプでは、上の画像の3番のフリーサイトを選びましたが、今回は1番のフリーサイトです。
遊具が近く、川も子供が遊びやすい流れです。
ただ、3番よりも狭くて平地は少ないです。甲乙つけがたし。次回は迷います。
一泊1500円はやっぱり安い!!

前回記事にキャンプ場や車で3分の「湯の花温泉」の詳細を記載していますのでぜひ見て下さい。
我が家がすごくお気に入りの格安キャンプ場です!!
温泉三昧 南会津しらかば公園キャンプ場 前編

温泉三昧南会津しらかば公園キャンプ場 後編


朝5時40分に家を出ます。ナビでは9時10分着予定。
休憩を取りながらキャンプ場に9時45分に着きました。

チェックインをしてフリーサイトに向かいます。
オートサイトを通っていくと。。。


フリーサイトにhiro155さんがすでに幕を張っていました!!
遅くなってすみません。
トレイルピークのテント、かっこいいです。
自作のテーブルと椅子も素敵です。
今回はきのこ狩り仕様でソロで来られましたが、いつもはファミリーキャンプをされているそうです。


いそいで我が家も設営します。
良い場所を確保していただいたので、完全平面で過ごしやすかったです。


ご挨拶がてら少しお話したあと、さっそくきのこ狩りです!!

hiro155さんの格好、本格的すぎます・・・。
さすが子供の頃からお父様に連れられて生活の一部としてきのこ狩りをしてきただけあります。
安心感と貫録に満ちています。
おしゃれではないのかもしれないけど、かっこよすぎです!!

キャンプ場から移動して国道から外れた脇道を歩いていきます。


この時までは余裕があったので、にんにん家はきれいな花などを楽しんでいました。
この時までは。。。


上の写真はきのこ山に入る前の脇道沿いの崖です。
写真ではわかりませんが高さ3mくらいあります。
こういう脇道沿いにもきのこはあり、hiro155さんがきのこを見つけると子供はするすると登っていきます。
このレベルでも我が家は子供が落ちるんじゃないかとヒヤヒヤものです。

hiro155さんによると、脇道をすすんだ先にきのこ山への入口があるそうです。


入口です。。。
道はありません。
熊笹がこんもりと茂っています。
「熊笹を抜けた後の斜面が険しいけど、その先は楽になるから頑張って」
その言葉を信じて熊笹をかきわけ、急斜面を登ります。


道です。。。
写真では伝わりにくいのが残念です。
尾根があるにはありますが、その両脇は結構な急斜面です。
きのこは斜面にあるので、子供はお尻をつきながら、私と旦那は木や蔓をつかみながら必死で斜面を登り降りします。
もちろんどこにも道なんてありません。
旦那はここで股関節を痛めました。
本当に初級者用のきのこ山なんですか?笑


アイシメジ。


キクラゲです。


これはなんだかわかりません。
食べなかったと思います。


「あったー」という声がします。
急斜面の下でhiro155さんが呼んでいます。
必死でおりると、、、なんと「釈迦しめじ」です!!
あまりの急斜面なので、上から写真を撮ろうとしたところ、hiro155さんが「これは下からのアングルですよ!!」とにこやかに言うので、必死で降りて撮った写真です。
少しだけ「殺す気なのかな」と思いました。笑

図鑑によると「香り松茸・味しめじ」を本シメジと共に構成するレア茸のひとつだそうです。
東京では料亭あたりでないと食べられません。
すごーい!!


たくさん採れました!!


次男を抱っこしながら急斜面を降り、きのこのすばらしい知識を長男に教えてくれたhiro155さん。
帰り道、hiro155さんの男らしさに息子達はぞっこんべたべたです。

父親の座を奪われた旦那は、「股関節と腰が痛いー」「右ひざまで痛くなってきたー」車の中では「なんかふらふらする・・・」とごちゃごちゃ言っていました。


「釈迦シメジ」「アイシメジ」「サクラシメジ」「キクラゲ」「クマシメジ」などです。
おいしそう!!

ここで一休み。
野生のきのこといえば、誰しも気になる放射能汚染のお話です。
我が家は、以下のサイトなどで汚染について確認しました。

まずは「厚生労働省の食品中の放射性物質の新たな基準値」。
震災後の暫定基準値からWHO基準に基づいた長期的な基準値に変更になっているんですねー。
いろいろなスーパーで売られている食品の基準にもなっています。

次に「林野庁きのこ・山菜等の放射性物質の検査結果」。
野生のきのこの放射線検査結果です。

誤った情報になると怖いので、我が家の解説は書きません。
少なくとも南会津町は大丈夫だと我が家としては判断しました。


塩水で虫抜きをして、落ち葉などのゴミを取ります。


きのこ鍋です!!
hiro155さんが味の調整をしてくれて、お肉やネギも追加してくれました。
きのこの歯触り、味、だし、絶品です。

ただ、、、初めて食べるきのこが入ったきのこ鍋は昼間食べるのも必要ですねー。
翌日、日の光の中で種類を判別しながら味わったきのこ鍋、新たな発見、味わいがありました!!

hiro155さんとお酒を飲みながら、きのこの熱いお話をたくさん聞きました。
子供の頃からお父様に連れられてきのこ狩りを教えてもらったそうです。
天然の舞茸、松茸などの絶品な味のお話。
また、きのこ師は、それら希少種が採れる山や場所は秘密にしていて、墓場まで持って行く人も多い。
山を彷徨う、おじいさんきのこ師のお話。

我が家が今まですこーしだけしていた「食べられるきのこを探す」のではなく「採りにいかないと絶対に食べられないおいしいきのこを探す」というきのこ狩り。
険しい山は大変だけど、、、はまりそうです。

きのこが大好きで、長年の経験が豊富で、とても楽しい時間を過ごさせていただきました。
あまり人には教えないというきのこ山も教えていただき、感謝感謝です。



もちろん、山道沿いに生えているきのこを探すきのこ狩りも楽しくて大好きです。
が、新たなきのこの楽しみを教えていただき世界が広がったよの巻きでした。

まずは、きのこ狩り用につなぎの作業着ときのこ籠を買おうかな。。。
後編は、キャンプと温泉編に続きます。

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