子供と登山 両神山 清滝小屋でお泊まり登山

にんにん

2018年07月02日 18:35

2018年5月12日~13日
埼玉県
両神山(りょうかみさん)


今回は、子供と登山記事です。

秩父の山は、東京の北側にある我が家からは交通の便がよいこともあって、武川岳、武甲山はじめ日和田山などよく登山をしています。
その中でまだ登ってない山があります。
その山は、ひときわ名前が神々しい山。
それは、両神山。
日本100名山のひとつ。

難易度が比較的低くてポピュラーなルートである日向大谷コースのルートタイムで往復約6時間強かかり、我が家としてはロングコースです。
また、秩父でも奥の方にあって我が家から登山口まで車で3時間くらいかかることもあってなかなか足が向きませんでした。
でも、あるブログで、少し前まで営業小屋だった清滝小屋という山小屋に泊まらせていただけることを知りました。
山小屋は両神山の頂上近くの山麓にあるので、1泊すれば、、、

さぁ行きましょう!
清滝小屋で一泊してのんびり登山!!
両神山山頂は涙の敗退!!!


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両神山(りょうかみさん)
埼玉県秩父郡小鹿野町と秩父市の境目にある山。奥秩父山塊の北部にあり、標高は1,723m。日本百名山の一つ。(Wikipediaより)

どんな意味があるのか調べてみました。

山岳信仰の霊峰であり、両神山、三峰山、武甲山をあわせて「秩父三山」という。
山名は、イザナギ、イザナミの神を祀っていることから両神と呼ぶという説、日本武尊の東征のおりこの山を八日間見ながら通過していったので八日見山と名づけられた説、「龍神を祭る山」が転じて両神山となったという説など、諸説ある。(wikipediaより)


今回のルートは難易度が低くてポピュラーなルートである「日向大谷コース」。
1日目:日向大谷登山口→会所→八海山→弘法の井戸→清滝小屋泊
2日目:清滝小屋→両神山山頂→下山
当初予定はこんな感じでした。

他のルートとしては、鎖場がたくさんある中上級者用の「八丁尾根コース」や、個人の方が管理されていて有料の「白井差新道コース」があります。

両神山は、霊山として古くから信仰の対象となっていて、日向大谷からの表登山道は、数多くの石仏、石碑が残されています。
ルートのあちこちに置いてある石仏を見て楽しみながら歩けるのでいいですね。


駐車場は、登山口の「日向大谷口」近くに10台ほどの駐車スペースがあります。
そこが満車の時には、少し下ったところに第2・第3駐車場があります。

今回は第1、2、3駐車場の全てがいっぱいで、誘導員の指示に従いだいぶ下にある車道脇に停めることになりました。
登山口まで30分くらい歩くので2kmくらい下でしょうか。
人気のあるお山ですからね。
仕方ない、歩こう。

登山口から距離があったのは残念だったけれど、嬉しかったことが、、、

発見です!
「ニホンカモシカ」。

3年前に蔵王坊平国設野営場で、子ども達がニホンカモシカと「だるまさんが転んだ」をして遊んだことを思い出します。
その記事はこちら→2015 お盆5泊6日キャンプ(前編)  蔵王坊平国設野営場で最高の温泉と避暑キャンプ


30分歩いてやっとスタート地点。


まずは、安全を祈願です。
今回は、避難小屋泊の装備なので久しぶりにザックがパンパン。
1泊用のテント泊装備からテントだけを抜いた装備なので結構重いです。


新緑が美しいですね。

でも、道幅は狭く、切り立った崖際を歩くことが多く、気が抜けません。
両神山は、中上級者用の「八丁尾根コース」だけではなく「日向大谷コース」でも山岳事故の多い山です。
「両神山」「事故」などで検索するとたくさんの記事がでてきます。

「日向大谷コース」でも「すべり落ちたら死ぬかも」と思える場所が多数ありました。
鎖場よりも、道幅の狭さと切り立った崖が怖いです。
私は、集中力が途切れてしまう小さい子どもは連れてこれないと思います。


鎖場を登ります。


橋もありました。
穏やかな風景ですね。


こちらは、険しい。笑
岩をつかみながらどんどん上に、、、、


子どもは、防寒具・雨具・シュラフ・マット・水(1リットルと500ミリリットルのウォーターボトル)を入れたザック。
大人は、その他に食料の入ったザックを担ぎました。
重いザックを担ぐのが久しぶりなので家族全員ヘトヘトです。笑


途中何度も休みをいれます。


パワー復活の子どもたち。
残念ながら大人は、パワー復活なし。笑


水が流れている沢の石の上をヒョイヒョイと渡ります。


八海山。
途中にある幾つもの石像を拝みながら先に進みます。


弘法之井戸(こうぼうのいど)。
冷たい水が気持ちいい!


久しぶりの重いザックに体力の消耗が激しく、、、
やっとのことで清滝小屋が見えてきてほっとしました。
あー、疲れました。


清滝小屋の裏にテント場があります。

そういえば我が家、はじめてのテン泊に両神山も候補にしたことを思い出しました。
今回の装備にテントかぁ。笑


1日目は清滝小屋でゆっくりして、翌朝、山頂アタックの予定です。

子どもは、エア野球。
面白いのかしら?笑


お疲れ様、みんなで乾杯。


明るいうちに夕食です。
煮込みラーメン鍋。
きのこをいっぱい入れました。
5月ですが冷え込んだので暖かい食べ物でよかった。


今回の寝床、「清滝小屋」。
無人の避難小屋です。


建物の中は、こんな感じ。
綺麗に掃除されています。


この日は、我が家だけでした。
持参したマットの上にシュラフを敷いておやすみなさい~。


翌朝です。
山頂に向っているのではなく下山。

朝起きて天気予報を見たら、お昼前には雨になるとの予報。
道が滑ると危ないと判断して山頂アタックを中止しました。


危険な場所には看板が設置されています。


恐ろしい!
巨大な岩、転がってきませんように~。


雨が降る前に無事、下山できました。
山の神様、ありがとうございました。

両神山頂に行けなかったのは残念だったけれど、清滝小屋に一泊してなんとなく満足でした、の巻。

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